アーツ千代田 3331特別企画展
「神田祭 - 江戸・東京のひととまち」
江戸っ子だってねえ、神田の祭よっ!化けるんだってねえ、いつの時代もコスプレよっ!

会期:平成27年5月1日(金)~11日(月)11:00-19:00 会期中無休
会場:1階メインギャラリー、コミュニティスペース(千代田区外神田6-11-14 旧練成中学校)
入場料金:300円 *無料:高校生以下、千代田区民、65歳以上、障がい者と同伴者1名
主催:アーツ千代田 3331
後援:一般社団法人 千代田区観光協会
特別協力:神田明神、東京大学文化資源学研究室
協力:外神田十二睦、神田五軒町町会、都市と祭礼研究会

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イベント

〈ギャラリートーク〉江戸の中の神田、東京の中の江戸を歩こうー古地図を片手に

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〈町歩き〉神田祭まち歩き

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〈ワークショップ〉江戸を歩こうー神田祭の附祭復活に参加

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〈ギャラリートーク〉神田明神祭礼図巻解説

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〈町歩き〉町歩きー歴史を知って絵を描こう

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〈ワークショップ〉動く山車をつくって神幸祭を再現させよう!

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〈ワークショップ〉お囃子体験講座(初心者向け)

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展示内容

江戸が東京に変わり、風景も町名もすっかり変わり、そこに住むひとびとが入れ替わっても、変わらないのが神田祭です。江戸の町がつくられたころから連綿とつづいてきました。その様子を伝えるたくさんの絵や写真が残されています。今のように町神輿ではなく、町ごとに山車を曳き回し、さらに浦島太郎や桃太郎などの昔話を仮装行列に仕立てました。そこには踊りやお囃子が欠かせません。そんな楽しくて華やかな昔の神田祭を見に出かけましょう。

東京大学教授・木下直之氏の監修の元、本展では、祭礼絵巻の展示や古写真の他に、現代の祭でも町の拠点となっている御仮屋(おかりや)や、地元町内の御神輿などを展示します。

《地図と古写真で見る、ひととまち。》

江戸時代、明治・大正時代、戦後昭和初期、現代のそれぞれの神幸祭(※1)の巡行路(※2)地図と写真を展示します。定点観測的にその土地の変化を見ると共に、時代ごとの巡行路をたどりながら祭の変容も見る事ができます。また、地図の傍らには時代ごとの情景を見る事が出来る錦絵(※3)や写真も展示され、当時の人々の暮らしや表情を感じることが出来るでしょう。

特に古写真では、江戸時代の文化を色濃く残す明治・大正時代、戦後復興に燃える姿が残る昭和の写真など、時代背景を感じながら興味深く鑑賞することが出来ます。

※1
御霊を乗せた鳳輦・御神輿が、町内を巡行する神事の名前。町神輿が町人によって担がれ出る前(江戸時代当時)は、御霊はこの鳳輦・神輿に乗せられ氏子町会の細い路地などを巡ったという。
※2
神幸祭で回る道筋が描かれた地図。当時の地形や力関係・社会状況までもが読み解く事ができる。
※3
木版・浮世絵版画。

関連イベント/5月1日(金)17:00-「江戸の中の神田、東京の中の江戸を歩こうー古地図を片手に」
本展監修の木下直之氏(東京大学教授)によるギャラリートークを実施します。
古地図と古写真を、解説と共に深く掘り下げ、当時の町並みを歩ように一緒に鑑賞します。
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《現代町内の祭の拠点、御仮屋(おかりや)を展示室内に再現!?》

現在の神田祭では、各氏子町会で町神輿が出され、それぞれの町内を渡御し神輿宮入をはたします。各町内の祭の拠点となるのが、神輿を収める御仮屋(おかりや)のある場所です。御仮屋はその字の通り「御神輿に乗る神様がお休みになるお祭の時だけ建てられる小屋」です。そして、御仮屋に隣接して建てられる御神酒所には、掛け軸、お供え物を奉る御三方(おさんぽう)、提灯、庭に見立てた植栽、様々な要素で構成されています。これらは、普段は神社にいらっしゃる神様をお迎えするに相応しい場を町中に作りたいとの町人の心意気の表れと言えるでしょう。

本展では、御仮屋作りに携わる現役の鳶頭と宮鳶頭により作られた御仮屋を、展示室内に再現展示します。その再現展示には、現代では飾られなくなった飾りや造りなど古写真より読み取り、模倣再現し展示いたします。

《深掘り解説付き、神田明神祭礼図巻展示》

江戸時代の神田祭がいきいきと描かれた全三巻約44mを一挙展示。当時は町人たちが仮装行列を作る「附祭(つけまつり)」が主流で、お伽噺や外国からの来訪が題材によく用いられていました。町人たちは見栄えのする山車の他にも、衣装から小道具、人員の配置まで細やかに考え、仮装で徹底的に役柄になりきります。見る側も演じる側も、高揚するエネルギーを感じ、多くの人が神田祭を楽しんでいます。

本展では、図巻に描かれている人々の仕草や喜怒哀楽の表情に解説を付けることで、当時の流行や常識、祭礼に臨む人々の緊張感などを伝えます。江戸時代の諸事情を、感じ取りながら図巻をお楽しみください。

関連イベント/5月2日(土)一回目11:00- 二回目13:00-「神田明神祭礼図巻解説」
図巻の時代背景や、描かれている詳細について、解説者である福原氏が絵を指しながら解説します。江戸時代にタイムスリップした気分で図巻の世界に引き込まれます。
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《江戸時代の神田祭の音曲と舞踊再現・記録映像》

「三番叟常磐色揚(さんばそうときわのいろあげ)」を2015年2月に東京大学で行われた上演記録映像を本邦初公開。江戸時代の附祭(つけまつり)の「踊り舞台」では、道々で舞踊が披露されていました。当時の神田祭では、沿道に桟敷席を設けるなど、華やかな姿は人々にとっても滅多に見ることが出来ない楽しみの一つ。その音曲と舞踊の姿を現代のプロ達が再現上演を行いました。江戸時代の「踊り舞台」も、プロの演奏家や踊り手をよんで、お祭に参加させていたという記述も残っています。

[復元上演記録映像]「江戸東京の文化遺産フェスティバル ー 江戸の祭礼と芸能 第1回 神田祭の舞踊」より
平成27年2月23日に東京大学法文2号館1番大教室にて上演された様子を撮影した映像。

また、東京大学文化資源学研究室では、江戸時代の仮装行列「附祭(つけまつり)」復活を神田明神の協力の下、試みています。本年は3Dプリンタで作成された作り物をかぶり、神幸祭へ参加する予定。その附祭復活の一連の流れを一部紹介いたします。

関連イベント/5月2日(土)16:30-、9日(土)終日「江戸を歩こうー神田祭の附祭復活に参加」
当時の作り物や仮装の楽しみを現代によみがえらせる附祭復活。神田祭の神幸祭のあとを行く附祭に参加し、沿道の人々に手を振り笑顔で応えながら、日本橋から神田明神まで歩きます。
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関連イベント/5月5日(火・祝)13:00-「動く山車をつくって神幸祭を再現させよう!」
江戸時代の紙製組み立て遊び「立版古」に電子工作で組み立てたライントレースカーを仕込んで走らせるワークショップです。
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《神田明神氏子町会の展示》

ずらり勢揃いの神田明神氏子町会の手ぬぐいを一同に集めて展示します。町会の個性が光る手ぬぐいは色とりどりです。

3331 Arts Chiyoda地元の神田五軒町町会御神輿、子ども神輿、山車をコミュニティスペースに展示します。

《お申し込み方法》
※申し込み順にて受付致します。

(1)ご希望の参加イベント名、(2)お名前、(3)電話連絡先、(4)Eメール
FAXもしくはメールでお申し込みください。
お申し込み締め切りは、各開催日の3日前までにお申し込みください。

《イベント申込先・お問い合わせ》

3331 Arts Chiyoda 特別企画展係
東京都千代田区外神田6-11-14(旧 練成中学校)
TEL:03-6803-2441(代表)
FAX:03-6803-2442MAIL:info@3331.jp

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