明治43年(1910)に執り行われた、歯磨きで有名な「ライオン」の創業者・小林富次郎氏の葬儀の行列を撮影したこの映像には、行列が東神田から万世橋、靖国通りに出て、小川町交差点、美土代町までと続く様子が記録されています。道中に並ぶ商店の軒先、行き交う人々など、100年以上前の神田の町並みが伺えるこの映像は、現存する我が国最古のフィルム映像として平成23年度に国の重要文化財に指定されました。100年前の町と人々に出会える貴重な機会を解説と共にお楽しみください。
■ 解説:松村伸彦(ライオン株式会社 社史資料室長)
■ 料金:500 円(資料含む)
■ 定員:40名/要予約
■ 場所:アーツ千代田 3331 B104
協力:東京国立近代美術館フィルムセンター